
シンガポールには多くのショッピングモールが存在します。モール中にはスーパーマーケット、映画館、レストラン、プレイグラウンドなどがあり、家族が一緒に一日過ごせるように設計されています。週末ともなると、駐車場はファミリーカーで溢れかえり、多くの家族が思い思いに週末を楽しむ姿が見られます。
今回は少々異色のショッピングモール「ムスタファセンター」をご紹介しましょう。
ムスタファセンターは、インド系住民が多く集まるリトルインディアのシンボルとも言えるショッピングモールで、24時間営業、眠ることのない不夜城です。
店員の皆さんもインド系の方々が多く、ゆったりとゆったりと仕事をされています。タイトルに「インド系」と書きましたが、インドの商品ばかりが売られているわけではなく、生産地、ジャンルは多岐に及びます。日本のお菓子も売られています。
このショッピングモールでは、入店時にガードマンによる持ち物の簡単なチェックと、結束バンドで大きな袋の口閉じが行われます。私が以前、布袋を持って同店を訪れた際も、結束バンドでシュッと口を閉じられてしまいました。
中に入ると、あたり一面に陳列棚が並び、目が疲れるほどの迫力があります。地下1階から地上3階までの低層モールでありながら、横に広がった細長い店内にうわーっと商品が並んでいます。
衣料品、文房具、食品、健康系アイテム、家具、薬品、お土産コーナー、インド系アイテムなどなど、とにかくありとあらゆるものが揃っているので、シンガポールに旅行に来た際も、一度は行く価値のあるモールだと断言します。
中でも二階を占拠する食品フロアが何とも心躍るラインナップなのでご紹介したいと思います。
圧巻! お米売り場。
バスマティライス、インディカ米、もち米、黒米、有機米などなど...


インド系即席おかず&デザートベース売り場。

スパイス売り場。



ショッピングモールは、週末になると激混みなので、出来れば平日の朝に訪れることをおすすめします。