2010年05月11日

Virgin Treatment

ヴァージントリートメント

vt_rosegarden_blog.jpg2年ほど前にVOGUE などの雑誌の表紙のスタイリングなどでもご活躍されているTETSUさんとお話させて頂く機会がありました。


フランスでモデルさんのヘアを作っていたときのお話で
「とってもいいオイルがあってね、仕上げにそれを使うと
使うと本当に自然にできたような美しい艶に仕上がるんだよ
そういうオイルがなかなか見つからない」

TETSUさんはご自分で精油の蒸留器を持っているほど自然なものへのこだわりがある方です 


またヘアサロン暇屋の太一さんがあるとき
シリコン主成分のヘアオイルのサンプルをひとつ差し出しておっしゃいました

「椿オイルで仕上げるとなかなかいいけど
香りはあまりよくないし、少しでも多すぎるとべったりしてしまう。
このシリコン主成分のヘアオイルくらいの仕上がりを植物オイルで作れないかな」

これは作らなければいけないといろいろなオイルを試し始めました



一般にサラっとしてヘアに良いといわれているホホバ種子油、
同じくサラッとした使い心地のマカデミアナッツ油、
そして限りなくサラっとしてほぼ永遠に酸化安定しているというオリーブスクワラン。
これはいいところまでいきましたがオリーブスクワランは
世界中で生産量が少なくなっており供給が難しくなっているという実情があります。
これはサメの乱獲も背景にあるといわれておりますが、
足りなくなっているものを使用するのは私たちの製品ポリシーにあいません。

ヘンプシード油、フラックスシード油なども軽い仕上がりですが
非常に酸化しやすいという特徴があり、これはヘアオイルにはむいていません。

そこでふと思いついたのがぶどう種子油です。

grapeXSmall.jpg
ぶどう種子油はまるでシルクのような滑らかさを肌に残してすーっとしみこみます。
市場で出回っているぶどう種子油には黄色っぽいものから緑のものまであります。
緑色はポリフェノールであるクロロフィル(葉緑素)の色で、
グレードの高いぶどう種子油は美しい緑色をしています。

南米チリで作られたブドウの種を常温で搾ってつくられたものを探しました。
寒暖の差が激しく、雨が少ないアンデス山脈でできたぶどうは、
厳しい環境を生き延びるための生命力が強くたくさんの栄養分を実と種に託します。

緑色の抗酸化物質のため、通常のぶどう種子油(グレープシードオイル)と比べて酸化の
スピードもとても遅く、溶媒抽出でなく、常温で種をそのまま絞ったものなので
種の中の栄養分がそのままオイルに活かされています。

チリワインのおいしさを想像してみてください。
チリ産のぶどう種子油も栄養豊富な誠にグレードの高いものです。
このぶどう種子油に出会えたときは本当に近くなった地球の便利さに感謝しました。

そのぶどう種子油に、空気に触れても酸化しにくく、
紫外線からキューティクルを守る効果のあるアプリコット油と配合しました。
アプリコット油は光の屈折率が強く艶感を演出するのにも向いています。

心を快適にする天然の精油と植物オイルだけで出来たヘアオイルなのでヘア用ですが、
そのまま手に付いた分は首筋や手首にアロマ香水として刷り込んであげてください。

オイルなので使いすぎるとオイリーになります。1プッシュか2プッシュ、
本当に少しだけ使って決して頭頂につけるのではなく、毛先を中心につけることがコツです。


TETSUさんや太一さんにヴァージントリートメントの完成を
伝えたときもとても喜んでいただきました。




Virgin Treatment
合成化学成分不使用の洗い流さないトリートメント&艶髪スタイリング
麗しいダマスクスローズとフレッシュですきっとした柑橘系アロマの2種類。

2種共通主成分:
【グレープシード油(エモリエント)、アプリコット油(浸透・保護)、天然ビタミンE(保湿・抗酸化)】

Rose Garden  
”ダマスクスローズとゼラニウムの香り”


Fruits cocktail  
”ライム、グレープフルーツ、イランイランの香り”


posted by MOONSOAP at 18:48| プロダクトストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする