2012年06月26日

YOGAの旅:北インドでのお風呂

北インドでのお風呂_500.jpg
ヴァシシュト寺院沐浴場

冬のインドで過ごしていた頃、恋しかった日本への想いはただ「あたたかいお風呂に入りたい」ということでした。北東部インドは、夜になるとヒマラヤの風が暴風と化し身体を突き刺すような寒さです

現在、インドには入浴という習慣がなく一般家庭ではシャワーだけですが、境遇によっては道路に設置された水道水を浴びていました

インド北部・マナリーのバシスト村(ヒマーチャル州)には湯の花がたっぷりと浮く硫黄泉の「天然温泉」があります。ここは主に地元の人が利用し、そしてわずかなツーリストが疲れを癒しにくる湯治場でもあります

温泉場は男性は風のふきつける完全なる野外で、檻の中のような感じです。女風呂は寺院内にある屋根なしの石壁に囲まれた部屋で入浴です。初めての入浴では日本式に真っ裸になりましたが…、なんだか地元の人から白い目で見られてるなと、ここはパンツだけはいて入浴なのでした

ヒンドゥー教徒は浄・不浄の観念がとても強く、したがってインドには入浴の風習がありません。清浄なことは、女神信仰への信仰からガンジス河で祈りそして穢れをはらう「禊(みそぎ)」を行います

日本には多くの温泉が湧き全土に渡り「入浴」という風習がありますが、その起源は古く仏教伝来と共に渡ってきたのではないかと言われています。寺院の浴堂を起源とし当時は「禊(みそぎ)」としての意味が強かったようです。今なお続く日本人のお風呂好きも、からだのコリやこころのコリをほぐしてくれるのですから、一種の「禊(みそぎ)」ということもできましょう

Written by Hisae


posted by MOONSOAP at 10:00| YOGAの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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