
「週2回、42℃のお湯に10分間使ってみましょう」と提唱しているのは、身体に熱を加えると増加するタンパク質、HSP(ヒートショックプロテイン)の仕組みを研究している修文大教授の伊藤要子さんです
HSPは疲れやストレスで傷ついたタンパク質を修復したり、修復可能なタンパク質を分解したりする働きがあります。人間の細胞には多くのタンパク質が含まれていますが、体内に元々あるHSPを増加させることで細胞から元気になれるということです
HSPは体温が38度前後になると効果的に増加します。42℃のお湯に10分間つかることは、体温を38℃に効率よく近づける方法のひとつです。HSPは入浴2日後に最も多くなった後は減少するため、この入浴法は週に2回が最適だそうです
その他の日は、ぬるめのお湯にゆっくり使ったり、シャワーですましたりライフスタイルに合わせてどうぞ。夏は毎日変化をつけるのもいいかもしれませんね
熱でプロテインの目を覚ます!という感覚でしょうか。夏バテ防止のためにもその効果、感じられると良いですね