
澄んだ冷たい空気の中で静かにたたずむ1月の梅林。
蝋梅や紅梅が色鮮やかに咲いていて、良い香りを放っています。

梅の花は、寒い季節に届く、春からのお便りです。枝だけになってしまった木枝をよく見ると、桜もびわも木蓮もみな、しっかりつぼみをつけています。

Today's MENU
1.マーケット情報
2.川崎高校養蜂部 訪問
3.キャンペーン情報
4.New moon prayer
CONTENTS
1.マーケット情報
1月23日・24日のファーマーズマーケットはキャンセル待ちになりました。
出店が決まり次第、トップページでお知らせします。
2.川崎高校養蜂部 訪問

ボタニカルリップを一緒に作った後藤さんと、羽根木の家でミツバチを育てている水城さんと共に、新年早々、川崎高校の養蜂部を訪ねてきました。

川崎高校は普通高校ですが、珍しい単位制の高校で、必修のほかに「ポルトガル語」や「朝鮮語」または「野菜」という単位もあるそうです。まだ冬休みでしたが、先生たちと養蜂部の高校生たちが来てくれました。
もともと日本ミツバチを飼っていたのですが、いなくなってしまい、去年から西洋ミツバチを飼っています。近所の人たちと採蜜体験をしたり、学校と周辺住民の人たちが一緒に環境市民活動ができる場になっています。

今回の作業は、
・「去年は2群いた中で、1群から女王蜂がいなくなったので、合同にして1群にまとめた蜂同士が、
仲良く家族になれたか?」
・「ダニの問題はないか」
・「冬の寒さに備えて巣箱を整理し、1箱にまとめる」ことでした。
蜂同士も一家族になり、女王蜂は元気で、たくさん産卵していました。
「冬が温かいので、勘違いして産卵しすぎてるかもしれない」と後藤さんが懸念しています。
アフリカ生まれの西洋ミツバチは寒さには弱いのです。
作業の途中で、巣の端っこで動けなくなっていた一匹のミツバチを、後藤さんが見つけ、手に取り、太陽にあてて温めていると、息を吹き返して動き出したのです。高校生たちに話をしながら、あまりにも自然にやってらっしゃいましたが、たった一匹のミツバチでも大切に扱う後藤さんの手がとても温かくみえました。
ミツバチにとってはみなで一緒に羽を羽ばたかせ、一定の温かさを保つことが冬越しの秘訣だそうです。
ミツバチの巣箱には天敵のスズメバチだけでなく、廃棄物を食べにくるゴキブリやミツバチを好物にするヒキガエル、または猫などもやってくるそうです。

「残ったのはミツロウだからペッと出してね」と巣箱からとったばかりのコムハニー(貯蔵巣に入ったハチミツ)をいただきました。
晩秋の花の濃い香りのハチミツを味わってから、口の中にくちゃくちゃと残るミツロウは、古代のチューイングガムを思わせました。

3.キャンペーン情報
○今月のキャンペーン
1万円以上ご注文の方に、古代の純粋な海水からできた岩塩ブロック「ローズソルト ブロック」をプレゼントしています。
4.New moon prayer
「1/10 10:32(C)国立天文台」 やぎ座の新月
やぎ座は、コツコツと勤勉に物事をやり遂げる星座です。困難な出来事がもたらす何かを信頼するような願い事や目標、スケジュールを立てるのに向いています。
大昔から、人は月の満ち欠けとともに農作業や祭ごとを行ってきました。
夜空に月が見えない日に、気持ちを新たに次の新月までの誓いをたてると
満ち行く月とともに実現することができるかもしれません。