空気中にたっぷり水分があって、
暑い太陽が照り始める夏至の頃は
故郷の気候に似ているからか、
ベランダのJasmin Sambac(茉莉花、アラビアジャスミン)が次々と咲き始めました。
いくつか咲いたジャスミンの香りをとっておくために、
タイのメーホーソーン県の白ゴマ油で浸出油を作ろうと思いました。
浸出油は、英語やフランス語でいくつか呼び名があります。
Enfleurage Oil(アンフラージュオイル)
Maceration Oil(マセレーションオイル)
Infused Oil(インフューズドオイル)
アンフラージュは、冷浸法といい常温で油脂に花を浸して、香りを吸着させる。
マセレーションは、60〜70℃に加熱した油脂に花を浸して、香りを吸着させる。
インフューズドオイルはその両方を包括して呼ぶようです。
今回は、ジャスミンの花と6月に満開になった長野のラベンダーの両方を常温で漬け込んでみました。
ラベンダーはすぐにドライになりますが、ジャスミンなど水を含む花は2〜3日ごとに取り換えていきます。
どんな浸出油ができるか楽しみです。