2012年06月15日

YOGAの旅:アサナと印章

アサナと印章_500.jpg

現在、ヨーガのポーズ(アサナ)は8000種類以上あるといわれています。

自然(太陽・月)
ヒンドウーの神々(ハヌマン・シヴァ)
伝説の英雄や架空の動物(ガルダ)
聖人の名(マツェーンドラ)
植物(蓮・ヤシ・山・)
動物(牛・犬・猫・らくだ・魚・ピーコック)
昆虫(蛇・バッタ・さそり)
など、アサナには多様な生物の名がついています

それぞれの象徴には「太古の魂の過程」と「気」が宿っているため、そのポーズをとることで「万物の根源」に繋がろうとし、そのプラーナ(生命のエネルギー)を取り込もうとします

表裏一体である「身体と精神」そして「真我の魂」を一つにし、ブラフマン(宇宙の創造主)と一体となることで人間を霊的に進化させていくことがヨーガの究極の目的であります

こうしたことからアサナは、「バクティー(愛)を神に捧げるためのシャーマニックダンス」ということもできます。印章に刻まれた「有角神」はシャーマニックな存在であり、この印章のあった文明期に既にヨーガが行われていたのではないかと思われます

ただし、印章の用途として文明当時の交易という経済活動を含めた多角的な学術的推測からは、この印章のモチーフが「豊穣多産の神」であるという説が有力なようです

※Yogaの起源は「インダス文明」考古学者・子茄子川歩氏 によるステアタイト印章「有角神」の研究論を一部参照し考察しています。 

Written by Hisae


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2012年06月11日

YOGAの旅:ヨーガの起源

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インド・デリー国立博物館所蔵(紀元前2600〜1900年頃の印章)

ヨーガの起源は、文献上の証明がなく未だベールに包まれたままです。それは古くから口頭伝承で「密教ヨーガ」として、グルから弟子へ秘法として伝えられてきたからでもあります

BC2600年〜1900年頃、インダス川流域を中心に栄えた「インダス文明社会」の時代の印章が19世紀、ハラッパー遺跡から発掘されました。その印章からもヨーガの起源を紐解くことができます

この印象に刻まれた牛の角をかぶる「有角神」が「ヨーガの神・シヴァ」の原型ではないか?といわれているのです。その周囲には、古代インダスの人々の暮しに身近にいた鹿・象・虎・サイ・牛は、その存在を崇拝するかのように寄り集まっています。当時の土着民の信仰心として、動物の生殖力・性的多産性を神秘なる神と讃えた「精霊崇拝」があり、また人間の性欲をも讃えていたことを意味しています

この像は万物の根源を刻み込んだものであり、原始ヨーガのポーズ(アサナ)を通してこれらの霊力につながろうというものではないかと考えられています

Written by Hisae
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2012年06月03日

YOGAの旅 : 意識と共に流れるもの

意識と共に流れるもの_600.jpg

プラーナーヤーマとは、プラーナ(息・生命・活力・エネルギー)を体内に多く取り込み、肺と血液を清め、身体に活力を与え、調息からプラーナを体内へ導くための精神状態をコントロールしていくことです

憎しみ、ねたみ、欲望、怒り、貪欲、うぬぼれのような心を乱す負の感情は、ナディーを詰まらせプラーナがスムーズに通れなくなります。神経とナディー(脈官)を浄化することで次第にこころも浄化されていきます

心が引き起こした事が、自己の身体に不調和をもたらしし毒が体内に蓄積します。プラーナーヤーマはそんな不純な思考を追い出す方法でもあります

ナディー(脈管)の中には骨髄・血液・神経情報・リンパ液、その他多くの体液が絶えず流れています。その流れをつくりだす源もプラーナで、この「生気」を人体に取り入れることで、脈管の流れがつくりだされているのです。こうして自ら動くことのないリンパ液なども動けるのです

アサナ(ヨーガのポーズ)時にプラーナーヤマを行うことで、ナディーの浄化がおこります

「水をそそぐと花は開くように、プラーナというエナジーで霊長は息を吹き返す」

Written by Hisae
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